×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。



http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/    http://kanbun-iinkai.com    http://3rd.geocities.jp/miz910yh/  http://kanbuniinkai7.dousetsu.com http://kanbuniinkai06.sitemix.jp/   http://kanbuniinkai.web.fc2.com/ http://kanbuniinkai12.dousetsu.com/   http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/

杜甫 李白を詠う
・贈李白[五言律排]
・贈李白[七言絶句]
・送孔単父謝病歸游江東,兼呈李白
・遣懐 
・冬日有懐李白 
・春日憶李白 
・飲中八仙歌 
・夢李白二首 
・天末懷李白 
・昔游 
・不見

李白杜甫を詠う
行路難 三首  李白
魯郡東石門送杜二甫
沙邱城下寄杜甫


時代の変遷・概略 漢詩理解のための時代の解説一覧
 中国の時代と詩人のたち
上代から漢の詩人
孔子 孟子 屈原 宋玉 荊軻 項羽
から三国、隋の詩人
武帝 蘇武 王昭君 卓文君 蔡邑
曹操 曹丕 曹植 阮籍 陶淵明 

 唐宋時代と詩人
  初唐の詩人たち
魏徴 王勃 蘆照鄰 駱賓王 沈栓期 宗之問 上官儀 上官宛兒 劉希夷
  盛唐の詩人たち
張説 張九齢 賀知章 孟浩然 王維 裴迪 王昌齢  王翰 賈至 高適 李白 杜甫 岑參 王之渙 
  中唐の詩人たち
韋応物 劉張卿 孟郊 柳宗元 劉禹錫 白楽天 張継 顔真卿 元槇 薛濤
  晩唐の詩人たち
杜牧 李商隠 温庭均 高胼 曹松  魚玄機
 
 宋時代以降の詩人
蘇東坡 欧陽脩 司馬光 晏殊 王安石 曹鞏 岳飛 陸游 朱熹 辛棄疾 高啓 秋瑾 

  女性詩人たち 
雰囲気の柔らかい詩を書く詩人たち

 ・王昭君  卓文君 劉細君
 白楽天 王昭君を詠う二首
 ・班u、  蔡炎  謝眺
 ・上官宛兒   楊貴妃
 ・薛濤(せつとう)  唐宛
 ・魚玄機の詩   秋瑾

中国4000年の奇跡

杜甫・王維・李白の生きた時代:関連年賦

○安史の乱と3詩人編集中

杜詩研究

●杜詩研究編集中

○ 杜甫詩 1411首
  ・ 年賦・詩の時系序列
○ 杜甫 詩目次と詩のタイトル
○ 杜甫アウトライン
○ 杜甫ものがたり編集中
○ 杜甫 李白を詠う

◎ 青年期と李白と遭遇期
◎ 李白と別離仕官叶う期
◎ 漂泊の旅情期

○ 杜甫私記編集中
○ 杜詩研究編集中

 杜甫の人生(一般論)
  吉川幸次郎『杜甫ノート」の要約
 杜甫間違った士官の
 杜詩『白髪の詩」の変遷
 杜詩「政治的発言」変化
 杜詩「愛すべき詩」
  中国詩史上初、妻を愛す詩
 杜詩「自然への愛」
 杜詩「抑圧された人への愛」
  中国詩史上初、社会で抑圧された人を詠う
 杜詩「調子に乗ってしまった?」
 杜甫の人生
  杜詩の画期的時期につぃて

◎ 杜甫 李白を詠う
  ・贈李白[五言律排]
  ・贈李白[七言絶句]
  ・遣懐
  ・春日憶李白
  ・飲中八仙歌
  ・昔游
  ・冬日有懐李白



王維の詩

● 王維詩研究

  ・ 王維詩 
    年賦・詩の時系序列
○ 王維 詩目次と詩のタイトル
○ 王維詩アウトライン
○ 王維ものがたり(一般論)
○ 王維ものがたり(画期的時期)研究
   王維 罔川集 20首


李白の詩
■ 李白の詩
 ・送別の詩  ・春爛漫詩
 ・楼上の詩  ・交友の詩
 ・情愛の詩  ・酒友の詩
 ・夏日の詩  ・戦乱の詩
 ・懐古の詩  ・気概の詩
 ・旅情の詩  ・望郷の詩
 ・閑適の詩  ・老境の詩
 ・冬日の詩  ・人生の詩
◎ 李白杜甫を詠う
漢詩総合サイト

漢詩ジオシティーズ倶楽部

漢文委員会 fc2支部


トップ > 杜甫詩 > 杜甫アウトライン > 杜甫と李白 > ・贈李白[五言律排] 贈李白[七言絶句] 送孔単父謝病歸游江東,兼呈李白 遣懐 冬日有懐李白  春日憶李白 飲中八仙歌 夢李白二首 天末懷李白 昔游 不見
■ 杜甫 李白を詠う


279 遣懐 


「遣懐」は、「宋中」(宋州)で遊んだことを詠います。
12  遣懐(昔我遊宋中) 杜甫  懐を遣る  
昔我遊宋中、惟梁孝王都。
名今陳留亜、劇則貝魏倶。
邑中九万家、高棟照通衢。
舟車半天下、主客多歓娯。
白刃讎不義、黄金傾有無。
殺人紅塵裏、報答在斯須。

憶与高李輩、論交入酒蘆。
両公壮藻思、得我色敷腴。
気酣登吹台、懐古視平蕪。
芒礑雲一去、雁鶩空相呼。

昔宋州で遊んだことがある
梁の孝王が都としたところだ
名は陳留につぐが
にぎわいは貝州や魏州にひとしい
城内には九万戸の家々
高い棟木が十字の街路につらなっている
舟や車は  天下の半ばを集め
土地の者も旅人も  共に楽しく暮らしている
不義の者は白刃でこらしめ
黄金は有無にかかわらず使いつくす
街上で人を殺せば
すぐに報復を受けるのだ

想えば  李白や高適らと
交わりを結んで酒屋に行った
文学への志操は  共にさかんであるが
私を見出して    くつろぎ喜ぶ様子である
意気揚々と吹台に登り
荒れた野原を見ながら  昔を思う
芒山・礑山の雲気は消え去り
雁や家鴨の  むなしい啼き声が聞こえるだけ

宋中で出会った李白、高適(こうせき)、杜甫の三人は気が合って酒屋に繰り込み、文学を論じます。三人のなかでは杜甫が年少(三十三歳)ですので、李白と高適は若い才能を見出したと喜ぶのです。三人は宋州の「吹台」(孝王の旧苑)に登り、あたりの荒れた平原を見まわしながら、昔のことを思い出します。
 詩中に出てくる「芒?」は芒山と?山のことで、漢の高祖劉邦が若いころ官憲の追求を逃れて身を隠したという伝説の場所です。「芒礑」は宋州の東90kmのところにありますので、吹台からは見えませんが、ここで見ているのは「芒?」から立ち昇ったという劉邦の雲気(天子の生まれる気運)です。三人は劉邦の創業のさまを思って感慨にふけるのでした。しかし、漢の雲気もいまは消え去って、雁や家鴨が啼き交わすだけだと、王朝の衰退を歎きます。唐代の詩で唐を漢や秦に例えるのは通常の手法です。 

三人は秋の終わりから冬のはじめにかけて、孟諸沢で狩りの遊びをしました。

昔  我  宋中(そうちゅう)に遊ぶ
惟(こ)れ梁(りょう)の孝王の都なり
名は今  陳留(ちんりゅう)に亜(つ)ぎ
劇(げき)は則ち貝魏(ばいぎ)に倶(ひと)し
邑中(ゆうちゅう)  九万家(か)
高棟(こうとう)は通衢(つうく)を照らす
主客は歓娯(かんご)多し
舟車(しゅうしゃ)は天下に半(なか)ばし
白刃(はくじん)  不義に讎(あだ)し
黄金(おうごん)  有無(うむ)を傾く
人を紅塵(こうじん)の裏(うち)に殺し
報答(ほうとう)  斯須(ししゅ)に在り

憶(おも)う  高李(こうり)が輩(はい)と
交(こう)を論じて酒?(しゅろ)に入る
両公  藻思(そうし)壮(さか)んなり
我を得て  色(いろ)敷腴(ふゆ)たり
気酣(たけなわ)にして吹台(すいだい)に登り
古(いにしえ)を懐(おも)うて平蕪(へいぶ)を視(み)る
芒礑(ぼうとう)  雲は一去(いちきょ)し
雁鶩(がんぼく)  空(むな)しく相呼ぶ


279「遣懷」杜甫
昔我游宋中,惟梁孝王都。名今陳留亞,劇則貝魏倶。
邑中九萬家,高棟照通衢。舟車半天下,主客多歡娯。
白刃讎不義,黄金傾有無。殺人紅塵裏,報答在斯須。
憶與高李輩,論交入酒蘆。兩公壯藻思,得我色敷腴。
氣酣登吹台,懷古視平蕪。芒礑雲一去,雁鶩空相呼。
先帝正好武,寰海未凋枯。猛將收西域,長戟破林胡。
百萬攻一城,獻捷不雲輸。組練棄如泥,尺土負百夫。
拓境功未已,元和辭大爐。亂離朋友盡,合遂歳月徂。
吾衰將焉托,存歿再嗚呼。蕭條益堪愧,獨在天一隅。
乘黄已去矣,凡馬徒區區。不復見顏鮑,系舟臥荊巫。
臨餐吐更食,常恐違撫孤。






   ページの先頭へ